HOME(Lifelog&Notes)>Notes

赤ちゃんと離れてリフレッシュのススメ

私の経験から、赤ちゃんと毎日向き合っているお母さんにぜひオススメしたいことがあります。それは、お母さんが赤ちゃんと離れてリフレッシュする時間を取ること。

前回の記事で、育休中に鍛えられる力として「状況を判断して優先順位を付ける力」を挙げました。やりたいこと、やらなければいけないことがたくさんあっても、育児をしていると全てを実行するにはとても時間が足りないし、取れる時間も非常に細切れなので、常に今できること、やるべきことを考えながら行動する力が鍛えられるという話でした。

無意識の優先順位付け

仕事であれば各タスクを「緊急度」と「重要度」のマトリックスに整理して優先順位付けやスケジューリングをすると効率的、というのはよく言われることですね。
育休中の用事ややりたいことについても同様で、お母さんは無意識に緊急度や重要度を鑑みてやることを考えているでしょう。
例えばある日の昼下がり、育休中のお母さんが抱えているタスクを整理すると、こんなマトリクスができるかもしれません。

matrix1

赤ちゃんがうんちをしたり、お腹を空かせていたり、その他の理由で泣いているときは、赤ちゃんの世話が重要かつ緊急なこととして、優先度の高いタスクになるでしょう。

それらの手が空くと、次に「やらなきゃ!」と思うのがA(重要かつ緊急)の領域にある家事の類ではないでしょうか。
これらがどうして重要かつ緊急かというと、「他者に影響を与える」かつ「締め切りがある」からです。
「夜までにご飯を作らないと」、「雨が降り出す前に洗濯物を取り込まないと」、「これ以上散らからないうちに掃除をしないと」、「家族に迷惑をかけてしまう!」というわけです。

一方で、美容院やマッサージに行くとか、ひとりで気ままに好きなことをするというような「赤ちゃんに手が掛かる今は難しいけれど、時間があったらやりたいな〜」ということは、D(重要でも緊急でもない)の領域に位置づけている人が多いと思います。
これらが重要でも緊急でもないと判断されるのは、やらなくても我慢するのは自分だけで他者に迷惑をかけないから。逆に無理にでもやろうとすれば、「赤ちゃんの世話は、家事はどうするの?」ということになってしまうから…。

優先順位を見直そう

でも、お母さんが元気に明るく育児をしていくためには、これらのことが実は「重要度高」かもしれません。特に、初めての育児に悩んでいたり疲れが溜まって鬱々としているような状況の場合には、「緊急度高」でもあると思います。

私の経験では、あまり自覚していなくても、それまでと生活スタイルがガラッと変わる育児はどうしてもストレスになります。そんなときにひとりでのんびりする時間が取れるとと気が休まるし、ひとりでいながらもふと赤ちゃんのことを思って和み、さらに愛情が深まったりします。お母さんのリフレッシュは赤ちゃんのためにも、夫を始めとする他の家族のためにも大事なことなのです。

ですが、赤ちゃんと過ごしている毎日では、急にぽっかりと一人の時間ができる、ということはそうそうありません。自分のリフレッシュのための行動を常にD(重要でも緊急でもない)の領域に置いていると、それが実現できる日は永遠にやってこない!ということになりかねない。だから、マトリクスの中の位置づけを意識して見直す必要があります。

まずは、リフレッシュのための行動を、ひとつ選んでAの領域に位置づけましょう。
そして、もともとAにあるものを少し見なおしてみます。夕食の準備や洗濯やそうじ、確かにやらないと家族に影響があるのですが、やる人はお母さんじゃなくてもいいかもしれません。夫にやってもらうとか、アウトソーシングするとか、頻度を減らすとか、大事なことをやるためには他の大事なことのやり方を変えてみる必要があるでしょう。

matrix2

リフレッシュするための準備をしよう

家事はなんとかなったとしても、たとえば美容院に行こうと思ったら、どうしても何時間かのまとまった時間が必要です。その間、赤ちゃんの世話はどうしましょう?

解決策としては、夫に任せるとか、両親・義両親や親戚、一時保育などに預ける、ということになります。

母乳で育てているお母さんは、卒乳するまでは赤ちゃんと離れるのは無理…、と考えているかもしれません。
特に完母だと哺乳瓶では飲もうとしない赤ちゃんもいて、そうなると人に任せられるのは授乳時間の間のほんの短い時間だけ、ということになってしまいますね。
ミルクと母乳の混合の場合でも、母乳が出る時に与えないのはお母さんもつらかったりして、赤ちゃんと離れがたい人もいると思います(私も、そんな気持ちはありました)。
でも、赤ちゃんをミルクにも慣らしておくこと、夫や両親・義両親など周りの人が預かれるようにすることは、お母さんが急に倒れてしまった時などのリスクに備えるという意味でもやっておいたほうが良いと思います。緊急時にいきなり「赤ちゃんをお願いします!」と言われても、頼まれた方も困るし、お母さんも心配ですからね…。
お母さんがリフレッシュ出来る状況を作ることは、緊急時の備えにもなるわけです。

ちなみに「一時保育」の場合、「リフレッシュ」目的で預けることができるかどうかは自治体によって異なるようです。
私の住んでいるところでは、仕事、冠婚葬祭、リフレッシュ、どんな目的でも預かってもらうことができました。
ただ、いきなり「今から預かってください」というのはダメで、一時保育を利用するためにはまず利用登録をし、短時間での「慣らし保育」を1,2回して、問題なく預けられるかどうかを確認する必要がありました。
緊急時に一時保育を利用する可能性があるのであれば、一時保育ってどんなものかを試すつもりで、ちょっと預けてリフレッシュ、というのもいいのではないでしょうか。

一番のおすすめは、「夫に任せる」です。
普段から育児に積極的なお父さんでも、お母さん不在でひとりきりで赤ちゃんを見るのは自信がないと言われるかもしれません。でも、短時間からでもその経験をすれば、どんどん慣れて、いざというときでも安心して任せられるようになるはずです。

いずれにせよ、赤ちゃんと離れてリフレッシュするためには、準備が必要です。
夫に任せるなら、次の週末に赤ちゃんを見ててもらいたいと相談すること、まずはそれを優先度の高いタスクとして実行してみましょう!

matrix3

Category:life

Tag:, ,