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最初が肝心! 〜私のフリーランス仕事術〜

出産を控え、産休中です。

子育ての大変さって、生活環境や家族関係や子どもの気質によっても大きく変わるだろうし、なかなか一般化できないものだとは思います。でもとにかく、産んだら今とは生活も仕事のしかたも劇的に変わるんだろうな〜、と想像する今日この頃。

そうなると、私の中では「子育てしながらの仕事」というのが大きなテーマになるのは間違いないので、そうなる前に、これまでの「子どものいないフリーランス」としての働き方について振り返ってみようかと思いました。

今日は、フリーランスになって3年あまりの経験から学んだ、初めてのお客さんとの仕事は最初が肝心!ということについて書いてみます。

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新規顧客に対する「最初のアウトプット」は全力投球で

初めてのお客さんとの仕事は、いつも以上に気合を入れます。

「最初のアウトプット」というのは、その仕事における最終成果物もそうですが、その手前の段階の「打ち合わせの議事録」や、「方向性を確認するためのラフな提案書」なども含みます。

そういった途中経過も含め、多少採算度外視でも「初回サービス」くらいのつもりで、すばやく丁寧に、お客さんのことを考えた良いアウトプットを出すようにします(不必要にコストを下げたり無料で対応することはしませんが)。

個人で仕事を得ていくために大切なのは、お客さんからなるべく早い段階で「信頼」と「期待」を得ていくことだと考えているからです。

早い段階で信頼を得ることのメリット

仕事を頼む相手に対して、その人が

  •  十分な成果を出してくれる(クオリティに対する信頼)
  •  時間や約束を守ってくれる(誠実さに対する信頼)
  • コミュニケーション(求められていることの理解や仕事の報告など)が適切にできる(コストパフォーマンスに対する信頼)

といった信頼感を持てるかどうか、それは一度仕事を頼んでみないとわからないことです。

相手が会社であれフリーランスであれ、初めての相手に仕事を頼むお客さんは、「ここに頼んで大丈夫か?」という不安を持っているもの。それでも対会社の場合は「たまたま担当者がハズレ」だったのなら会社として挽回してもらえるかもしれませんが、相手がフリーランスだとお金をドブに捨てることにもなりかねません。

この「不安である」状態は、相手に対して疑心暗鬼になっている状態で、チェックの目が厳しいということでもあります。ちょっとしたことでも「次からは頼まない」と思われてしまう材料になってしまう危険性が高いのです(ひどいときは、「あそこに頼むのはやめた方がいい」と悪い口コミをされることにも…)。

だから、私はなるべく早く「この人は安心して仕事が頼める人だ」と認識してもらえるようにがんばります。それが成功すれば、相手の疑心暗鬼状態も解けて、仕事がしやすくなります。

期待を醸成して次への仕事につなげる

とはいえ、「信頼して仕事を頼める」というのは最低限のレベルをクリアしただけとも言えます。

最初の仕事で全力投球することには、もうひとつ、お客さんの予想を上回るアウトプットを出す、という意味もあります。

それが成功して喜んでもらえれば、「この人に仕事を頼むとこんなところまでやってくれる」というオトク感や、「この人にはこういう仕事も頼めるかも」という期待感が生まれて、次の仕事につながる可能性が高くなるのです。

その後の積み重ねも、もちろん大事に

つまり、1回目の仕事というのは、自分が信頼できて期待も持てるパートナーであることを示す、とても大事なデモンストレーションの場なのです。

ただし、最初はひときわお客さんのチェックの目が厳しいし、一度チャンスを失ってしまうと挽回もできないので心してかかろう、ということで、2回目以降の仕事をなおざりにしていいわけではありません。

信頼は積み重なっていくものですが、いいかげんにすると一気になくなってしまうこともあり、それはとてももったいないことです。

それに、2度目以降の仕事も含めて、そのお客さんからの信頼と期待を積み重ねていけば、多少の融通がきく関係にもなれます。たとえば急に体調を崩してしまいどうしても締め切りを延ばしてもらいたいといったとき、信頼と期待があればお客さんは気持よく相談にのってくれるでしょう。これは、自分の代わりがいないフリーランスにとってはとても重要なことです。